GR86/BRZ Cup 2022 第5大会 第6大会(岡山国際サーキット)レポート
2022.11.23
2022年11月19日(土)~20日(日)に岡山国際サーキットで開催された“GR86/BRZ Cup”にCHAUPY Racing Teamが参戦しました。
鈴鹿大会に続いて大崎達也をドライバーに起用。チームは16日(水)に奈良を出発し岡山国際サーキットに到着、このサーキットではテスト走行を実施していないので、新型のマシンで初の走行となった。
鈴鹿大会のセッティングのまま岡山で走行を開始した17日(木)は、走り出すとアンダーステア傾向が強く、さらにはコースにタイヤカス多く発生しており思い通りのドライビングが出来ない状態に陥った。ドライバーとエンジニアで議論し、「トルセンLSD」へ交換。その他MTオイルの交換を実施し、コーナー進入時のアンダーステアは解消したが、立ち上がりのアンダーステアは解消出来ないまま翌日へ。
18日(金)は公式大会スケジュールとなり、午前と午後の2本の走行枠の中で、本番に向けたセッティングを煮詰めなければなりません。午前は通常通り走行を終了し、午後の走行で白煙が発生するトラブルに見舞われ途中で走行を中止。翌日は予選と決勝が迫っており、原因の究明と対策をしなければなりません。白煙の原因はMTオイルの漏れ。MTオイルが漏れてマフラーに付着し、白煙が発生。昨夜の作業で規定量以上のMTオイルを注入したことが原因であった。MTオイルを抜き取り、規定量を注入する作業と、決勝の天気予報が雨から晴れに変わったため、「トルセンLSD」から「機械式LSD」に変更する作業も実施した。
19日(土)の予選&決勝。昨日の車検を受けることが出来なかったため、早朝より車検を受け合格。昨夜の作業の確認走行が出来ないまま予選を迎えることになった。昨夜の作業の甲斐あって、午後からの決勝グリッドは3番手、日曜の決勝はチーム初のポールポジションからのスタートとなった。
Rd.5決勝は12周で争われる。3番グリッドからスタートした大崎は3位のまま1コーナーへ。前2台が1位2位争いをしている中、大崎はひたすらチャンスをねらい2位のすぐ後ろを走行。トップ3で激しいバトルを繰り広げながら10周目に一時2位へ上がるも3位でゴール。暫定3位で表彰台へ登ったが、その後1位でゴールした選手が他車との接触で10秒ペナルティを受け、大崎の順位は2位確定となる。
翌日20日(日)のRd.6決勝。日曜の決勝はポールポジションでスタートした大崎は、好スタートしたマシンに抜かれ、1コーナーでは2位に。1位を取り戻すべく果敢にプッシュ。2周目の最終コーナーで1位のマシンがミス。さらに1コーナーでアウト側にふくらんだところをすかさずインをついて3周目には1位に浮上。その後はペースを上げ2位との距離を拡げ1位のままフィニッシュ。CHAUPY Racing初の1位となった。
大崎は3大会に参戦し、第4戦3位、第5戦2位、第6戦1位の成績で累計47ポイントとなりシリーズ4位の成績でシーズン終了となった。
2018年からCHAUPY Racingを立ち上げ4年目で優勝することができました。
今日まで支えていただきました皆様、応援いただきました皆様ありがとうございました。
鈴鹿大会に続いて大崎達也をドライバーに起用。チームは16日(水)に奈良を出発し岡山国際サーキットに到着、このサーキットではテスト走行を実施していないので、新型のマシンで初の走行となった。
鈴鹿大会のセッティングのまま岡山で走行を開始した17日(木)は、走り出すとアンダーステア傾向が強く、さらにはコースにタイヤカス多く発生しており思い通りのドライビングが出来ない状態に陥った。ドライバーとエンジニアで議論し、「トルセンLSD」へ交換。その他MTオイルの交換を実施し、コーナー進入時のアンダーステアは解消したが、立ち上がりのアンダーステアは解消出来ないまま翌日へ。
18日(金)は公式大会スケジュールとなり、午前と午後の2本の走行枠の中で、本番に向けたセッティングを煮詰めなければなりません。午前は通常通り走行を終了し、午後の走行で白煙が発生するトラブルに見舞われ途中で走行を中止。翌日は予選と決勝が迫っており、原因の究明と対策をしなければなりません。白煙の原因はMTオイルの漏れ。MTオイルが漏れてマフラーに付着し、白煙が発生。昨夜の作業で規定量以上のMTオイルを注入したことが原因であった。MTオイルを抜き取り、規定量を注入する作業と、決勝の天気予報が雨から晴れに変わったため、「トルセンLSD」から「機械式LSD」に変更する作業も実施した。
19日(土)の予選&決勝。昨日の車検を受けることが出来なかったため、早朝より車検を受け合格。昨夜の作業の確認走行が出来ないまま予選を迎えることになった。昨夜の作業の甲斐あって、午後からの決勝グリッドは3番手、日曜の決勝はチーム初のポールポジションからのスタートとなった。
Rd.5決勝は12周で争われる。3番グリッドからスタートした大崎は3位のまま1コーナーへ。前2台が1位2位争いをしている中、大崎はひたすらチャンスをねらい2位のすぐ後ろを走行。トップ3で激しいバトルを繰り広げながら10周目に一時2位へ上がるも3位でゴール。暫定3位で表彰台へ登ったが、その後1位でゴールした選手が他車との接触で10秒ペナルティを受け、大崎の順位は2位確定となる。
翌日20日(日)のRd.6決勝。日曜の決勝はポールポジションでスタートした大崎は、好スタートしたマシンに抜かれ、1コーナーでは2位に。1位を取り戻すべく果敢にプッシュ。2周目の最終コーナーで1位のマシンがミス。さらに1コーナーでアウト側にふくらんだところをすかさずインをついて3周目には1位に浮上。その後はペースを上げ2位との距離を拡げ1位のままフィニッシュ。CHAUPY Racing初の1位となった。
大崎は3大会に参戦し、第4戦3位、第5戦2位、第6戦1位の成績で累計47ポイントとなりシリーズ4位の成績でシーズン終了となった。
2018年からCHAUPY Racingを立ち上げ4年目で優勝することができました。
今日まで支えていただきました皆様、応援いただきました皆様ありがとうございました。