TGR GR86/BRZ Cup 岡山大会レポート
2024.10.29
2024年9月14日(土)~15日(日)に岡山国際サーキットにて開催された“GR86/BRZ Cup"クラブマンクラスにCHAUPY Racing Teamが参戦。
昨年に引き続き、ドライバーは大崎達也を起用、チームエンジニア・メカニックは、普段お客様の愛車を整備している店舗スタッフを招集し、トレーニング・テストを経て本番へ臨みました。
<練習走行~専有走行>
チームとして今季初戦となるGR86/BRZ Cup参戦。
9月11日(水)現地入りし、1年ぶりに岡山国際サーキット走行しし初日を終了。
9月12日(木)より本格的な走行を開始。
昨年大会よりタイヤの仕様が変更されている為、1からデータ取りを実施。内圧上昇とマシンフィーリングを確認する為に、Newタイヤで走行を開始。マシン挙動としては可も無く不可も無くですが、速さが欠けている状況。路面温度も50℃を越える過酷な条件の中、セット変更が功を奏して、マシンのフィーリングはより良い方向へ向かいました。
9月13日(金)午前の走行でこのレースウィーク中の自己ベストを更新し、尚且つフル参戦をしているトップ集団と遜色無いタイムまでやっと近付ける事に成功。翌日の予選へ挑みました。
<予選>
ピット位置が隊列の中盤以降であった為、開始から少し待って予選アタックを実施。ライバル車との駆け引きもある中、タイムは1分50秒530。
B組の3番手で予選を終えました。
<決勝>
昨晩から降り続けた雨の影響で路面は所々ウェットコンディション。A・B組の予選結果により6番手(偶数)からのスタートとなりました。
スタート時、グリッド上は濡れていた事もあり、その影響を受け僅かに失速。奇数グリッドの蹴り出しが良く、1つポジションを落としてしまいます。
挽回するべく懸命にプッシュしますが、ダブルヘアピン立ち上がりで後続車が自車マシンの右リアに僅かにヒット。ほんの僅か姿勢は乱れますが、何とかそのまま走行を続けると、2周目に入ったところで1台が最終コーナーでクラッシュし、セーフティーカーが導入。2周目から6周目までセーフティーカーランが続いた後、7周目よりレース再開。
中々ペースが上がらない中、それでもトップから8秒程度の位置を走行し、結果として8位でフィニッシュしました。
<大﨑ドライバーのコメント>
年々レベルの上がるレースにおいて、スポット参戦でのデータ数の少なさが響いた印象を受けました。
また大崎自身としては予選をまとめきれなかった部分に悔しさがかなり残りました。
ですが、決勝のペースは遜色無いレベルであったと感じていますので、今回得られたデータを元に来季以降の戦い方を考えていこうと思います。
今回のレース参戦に当たってサポートしていただきましたチーム関係者の皆様は元より、ご協賛いただきました企業様・個人様、そして現地に駆けつけて応援してくださった皆様、オンラインで応援してくださった皆様に厚くお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。今後も応援の程宜しくお願い致します。
2023年11月 GR86/BRZ Cup 富士大会レポート
2023.12.01
2023年11月25日(土)~26日(日)に富士スピードウェイにて開催された“GR86/BRZ Cup"と“Yaris Cup”にCHAUPY Racing Teamが参戦しました。
9月に行われた岡山大会に引き続き、GR86のドライバーは大崎達也を、Yarisのドライバーは宮島雄太を起用。
岡山大会からチームメンバーが変更となり、新たな気持ちで今年2戦目のレースを迎えた。
チームは11月22日(水)に奈良を出発し、翌23日より土曜の予選、日曜の決勝に向け走行を開始。
【GR86/BRZ Cup】
<練習走行~専有走行>
普段のテスト走行は鈴鹿サーキットのため、富士での事前テストは無い状態でレースウィークに突入。23日(木)の初日は路面ウェットでの走行開始。予選・決勝は晴れ予報なのでデータ収集目的で走行。本来の挙動と違うと感じLSDを交換。マシンの旋回力が高まりタイムも向上。
24日(金)は午後からの専有走行1本のみであったため、朝からミッション交換を実施。その後の専有走行では確かな手応えを感じつつも走行終了。土曜の予選に期待が持てる状態に。
<予選>
参加台数67台、予選通過台数45台で予選開始。開始直後にコースインし、タイムアタック開始。予選タイムはレースウィーク中で自己ベストタイムをマーク。予選結果はB組のトップから僅か0.022秒差の2位であった。決勝は3番グリッドからのスタートとなる。
<決勝>
フォーメーションラップでタイヤに熱を入れることに成功し、スタート直後2位にポジションアップ。1コーナー進入時には1位となるが立ち上がりでは僅かに2位。次のコーナーでイン側となりポジションアップし1位に。トップのままファイナルラップまで逃げ切るも、第3セクターで追いつかれ最終コーナーで横並びに。立ち上がりは相手が僅かにリードするも、大崎のマシンの伸びが良く、トップでチェッカーを受けた。2位との差は僅か0.034秒差であった。
<大崎ドライバーのコメント>
岡山大会での悔しさをバネに同じ失敗は絶対しないと挑んだ第7大会でしたが、事前テストが出来ない中で、最高のパフォーマンスを発揮する事が出来たと感じています。ですがこれに甘んじる事無く、今回得たデータをしっかりと確認・整理し、来期以降の糧とします。
今回のレース参戦に当たってサポートしていただきましたチーム関係者の皆様は元より、ご協賛いただきました企業様・個人様、そして現地に駆けつけて応援してくださった皆様、オンラインで応援してくださった皆様に厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。今後も応援の程宜しくお願い致します。
2023年9月 GR86/BRZ Cup 岡山大会レポート
2023.09.15
2023年9月9日(土)~10日(日)に岡山国際サーキットで開催された“GR86/BRZ Cup"と“YARIS Cup”にCHAUPY Racing Teamが参戦しました。
昨年に引き続きGR86のドライバーは大崎達也を、Yarisのドライバーは宮島雄太を起用。
チーム体制も変更となり新たな気持ちで今年初のレースを迎えました。
チームは9月6日より岡山入りし、土曜の予選、日曜の決勝に向け走行を開始しました。
【GR86/BRZ Cup】
<練習走行~専有走行>
今シーズンより変更されたタイヤで岡山を走行するのは初めてとなるので、走行を重ねデータを蓄積。
途中ミッショントラブルも発生し、エンジニアが夜遅くまで部品交換作業をしてくれたこともあり、マシンの方向性は良い方向へ。
<予選>
最終セットアップしたマシンと、昨日までの走行データを元に内圧を調整、開始と共に先頭でコース上へ。
2コーナーの脱出でマシンが僅かに外へ膨らみ、縁石を超え、右のリアタイヤをサンドトラップに落としタイムロス。
結果、10番手タイムで予選を終えました。
<決勝>
10番手より決勝スタート。1周目は接触無くポジションキープ。
2周目バックストレート手前のコーナを上手く合わせて並びかけ、ブレーキングで1つポジションを上げ琉ことに成功。
そこからテールトゥノーズの状態で前を追いかけますが、ブロックもされ抜くに至らずそのままチェッカー。
結果として1ポジションアップの9位でレースを終えました。
<大崎選手のコメント>
予選での失敗が完全に尾を引く形となったレースでした。
今回は悔しい結果となりましたが、スポット参戦の大崎はフル参戦のチームに比べかなりのビハインドが有る中、
フル参戦しているトップ勢と比較し速さが大きく劣っている訳では無い事を確認出来ました。
今回のレース参戦に当たってサポートしていただきましたチーム関係者の皆様は元より、
ご協賛いただきました企業様・個人様、そして現地に駆けつけて応援してくださった皆様、
オンラインで応援してくださった皆様に厚くお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。今後も応援の程宜しくお願い致します。
GR86/BRZ Cup 2022 第5大会 第6大会(岡山国際サーキット)レポート
2022.11.23
2022年11月19日(土)~20日(日)に岡山国際サーキットで開催された“GR86/BRZ Cup”にCHAUPY Racing Teamが参戦しました。
鈴鹿大会に続いて大崎達也をドライバーに起用。チームは16日(水)に奈良を出発し岡山国際サーキットに到着、このサーキットではテスト走行を実施していないので、新型のマシンで初の走行となった。
鈴鹿大会のセッティングのまま岡山で走行を開始した17日(木)は、走り出すとアンダーステア傾向が強く、さらにはコースにタイヤカス多く発生しており思い通りのドライビングが出来ない状態に陥った。ドライバーとエンジニアで議論し、「トルセンLSD」へ交換。その他MTオイルの交換を実施し、コーナー進入時のアンダーステアは解消したが、立ち上がりのアンダーステアは解消出来ないまま翌日へ。
18日(金)は公式大会スケジュールとなり、午前と午後の2本の走行枠の中で、本番に向けたセッティングを煮詰めなければなりません。午前は通常通り走行を終了し、午後の走行で白煙が発生するトラブルに見舞われ途中で走行を中止。翌日は予選と決勝が迫っており、原因の究明と対策をしなければなりません。白煙の原因はMTオイルの漏れ。MTオイルが漏れてマフラーに付着し、白煙が発生。昨夜の作業で規定量以上のMTオイルを注入したことが原因であった。MTオイルを抜き取り、規定量を注入する作業と、決勝の天気予報が雨から晴れに変わったため、「トルセンLSD」から「機械式LSD」に変更する作業も実施した。
19日(土)の予選&決勝。昨日の車検を受けることが出来なかったため、早朝より車検を受け合格。昨夜の作業の確認走行が出来ないまま予選を迎えることになった。昨夜の作業の甲斐あって、午後からの決勝グリッドは3番手、日曜の決勝はチーム初のポールポジションからのスタートとなった。
Rd.5決勝は12周で争われる。3番グリッドからスタートした大崎は3位のまま1コーナーへ。前2台が1位2位争いをしている中、大崎はひたすらチャンスをねらい2位のすぐ後ろを走行。トップ3で激しいバトルを繰り広げながら10周目に一時2位へ上がるも3位でゴール。暫定3位で表彰台へ登ったが、その後1位でゴールした選手が他車との接触で10秒ペナルティを受け、大崎の順位は2位確定となる。
翌日20日(日)のRd.6決勝。日曜の決勝はポールポジションでスタートした大崎は、好スタートしたマシンに抜かれ、1コーナーでは2位に。1位を取り戻すべく果敢にプッシュ。2周目の最終コーナーで1位のマシンがミス。さらに1コーナーでアウト側にふくらんだところをすかさずインをついて3周目には1位に浮上。その後はペースを上げ2位との距離を拡げ1位のままフィニッシュ。CHAUPY Racing初の1位となった。
大崎は3大会に参戦し、第4戦3位、第5戦2位、第6戦1位の成績で累計47ポイントとなりシリーズ4位の成績でシーズン終了となった。
2018年からCHAUPY Racingを立ち上げ4年目で優勝することができました。
今日まで支えていただきました皆様、応援いただきました皆様ありがとうございました。
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